中国・・・上海・・・ Feed

2013年1月22日 (火)

中国の話、終わり・・・次から何書いたらええんやろ?

中国・・・上海・・・のお話も大団円を迎えようとしています。

50回以上にわたり火鍋、中国料理、中国の酒、中国のお茶のことなどを時には、中国と日本の文化、習慣、考え方の違いなどを交え、延々と書いて参りました。

これは、筆者がどういうきっかけ、経緯で火鍋屋を始めるに至ったかを書き記すためでした(理屈っぽいのか、すぐ脇道にそれるからか、思いつきで書いているからか・・・こんなに書くことになるとは思わんかったなぁ)。

前回は、お茶のベスト5を選出しましたが、肝心の料理のベストを選出していませんでした。最後に記します。
【火鍋屋 小黄毛(シアオ・ファン・マオ)の中国料理ベスト3】
1)鳩の丸焼き(香港式の上海在住時の小生の住まいの近くのもう潰れてしまった店のモノ)
2)蛙の丸焼き(上海の友人の家でいただいた、その家の主人が調理したモノ)
3)薬膳火鍋(内モンゴル発祥の・・・)
となります。

どうして、ベスト3までしかないのか・・・それ以下は、限りなく食べた料理の中から優劣、美味い不味いの順位をつけるのが困難なため。逆にこのベスト3は、それがハッキリしている、これまでも、これからも変わることがないであろう順列なのです。

では、なぜ日本で開業したのがベスト1・2の鳩屋、蛙屋ではなく火鍋屋なのか・・・
普通誰が考えてもわかることですが、鳩、蛙という食材が特殊すぎるということ。好きな食べ物は?と訊かれて、鳩、蛙、と答える日本人は極めて稀です。
前にも書きましたが、鳩は、仕入れ値が高く、例えば1羽1万円の鳩の丸焼きは1年で一体何羽出るのか・・・大体想像がつきます。
商売にならん!ということですね。

しかし、好きな鍋は?と訊かれて、火鍋と答える日本人も希少でしょう。
これを変えたいと思ったのです。蒙古苑の火鍋を食べたお客様が、鍋料理No.1は火鍋。しかも、蒙古苑の!と、答えていただけるような火鍋屋を作りたい、火鍋屋にしたい・・・

ということで、火鍋屋をはじめ、そろそろ丸6年になりますが(まだまだ、だよなぁ)・・・
02entrance

中国茶ベスト5が、オールお茶ベスト5

1)台湾烏龍「高山茶」
2)杭州産「龍井茶」
3)杭州産「菊花茶」
4)薔薇入り「八宝茶」
5)高級「茉莉花(ジャスミン)茶」
としましたが、これは日本茶も紅茶も入れても同じ結果、中国茶がベスト5になります。
因みに日本茶では、玄米茶が好きで、紅茶ではアールグレイが好きですが、産地、メーカーはこだわりません。
ついでに言うと、いつも飲んでいるのは自販、コンビニで売っている緑茶、ウーロン茶です。

中国茶のグダグダは終わり・・・宣伝!
【「火鍋 蒙古苑 新宿」で飲める中国茶】
・安い菊花茶
・高くない八宝茶
・一般的ジャスミン茶
・普通のプアール茶
です。

なぜ、筆者ベスト1の台湾烏龍「高山茶」と2の杭州産「龍井茶」がないかといいますと、この2種は、まず本物の良い品を仕入れると、店で出すには高価すぎて、オーダーするお客さんが殆どいない、と見込んでいること。在庫になってしまい、古くなると味も香りもなくなり美味しくありません。店の者で飲むか捨てるしかありません。安いものもありますが、本物かどうか怪しい、安いので品質が良くない、香りも味も落ちる・・・
ということで、高くはないですが、充分に菊の花の香りを愉しめる菊花茶。
間違いなく漢方の入った八宝茶。
ペットボトルのソレよりは香りのあるジャスミン茶。
黒烏龍茶のような濃いプーアル茶を出しています。
ジャスミン茶とプーアル茶は、どうしてもというお客様のためにアイスも用意しておりますが、菊花茶と八宝茶は熱いものだけです。
そして、もちろん既成品のアイスウーロン茶もあります(笑)。

お店で出している菊花茶です
Photo

2013年1月16日 (水)

中国茶ベスト5

好きな中国茶・・・
1)台湾烏龍「高山茶」
2)杭州産「龍井茶」
3)杭州産「菊花茶」
4)薔薇入り「八宝茶」
5)?産高級「茉莉花(ジャスミン)茶」
となります。
いまひとつ思い出しました。以前、内蒙古自治区で作られる馬乳酒のことを書きましたが、やはり同地区で作られ、飲まれる「馬乳茶」があります。ベースは何茶か分からないのですが、ミルクティーの牛乳の代わりが馬乳です。お茶の香りより馬乳の匂いのほうが強いです。が、筆者は例に漏れず美味しくいただきました。これは番外編ということで、上記をベスト5とします。
但し、そんなにコアな中国茶ファンというわけではないので、あくまでも限られた知識、体験の中からの選択なので、詳しい方ならもっと美味いお茶をご存知かと思います。
そもそも日本人のくせに日本茶のこともよく知りません。飲んだことのある、知っている種類は、煎茶、番茶、焙じ茶、抹茶、麦茶、玄米茶、昆布茶あたりでしょうか。産地となると静岡が有名であることを知っているくらいです。茶専門店に行き、自ら選び、買うなどという行為もしたことがありません。自宅においてある普通の煎茶?を意識もなしに飲んでいるのです。
いち外国人が、慣れない海外生活をするうちに、その土地の生活、習慣、文化を知ろうとして得た、貴重な体験、知識なのだと思います。
なので、紅茶となるともっと知りません。最も飲むのは「午後の紅茶」?(笑)日東紅茶、リプトンティーのティーパック?種類はダージリン、アールグレイ・・・
サントリーの「ウーロン茶」を烏龍茶と認めないようなことを書きましたが、イギリス人やインド人から見たら、キリンの「午後の紅茶」も紅茶と認められないようなモノなのかもしれません(アイスティーって、西欧人はよく飲むのかしらん)。
そういえば、紅茶はインドが原産で、コーヒーは南米が原産。大航海時代以降、これらを西欧人は現地から自国へ持ち込みました。それ以前、彼らは何を飲んでいたのかしら?

八宝茶
01

2013年1月15日 (火)

茶道も中国から伝来したのかしら?

・・・今の中国、中国人からはあまり想像できないのですが、それはそれとして・・・
中国茶も多種多様、飲んで感動した台湾烏龍「高山茶」以外で、小生のオススメ茶を後いくつか・・・
上海から電車や車で1~2時間で行ける風光明媚な街、「杭州」があります。浙江省に属し、西湖で有名な観光都市でもあります(近年は日本企業も多く進出しています)。
その杭州の名産品に「龍井茶(ロンジンチャ)」という緑茶があります。この緑茶は、割と日本のお茶に近いかもしれませんが、緑茶の中では一番美味しかった です。安いジャスミン茶よりはよっぽど、味わいも香りも深く、まずオススメ、ジャスミンの高級茶といい勝負です(本当の純龍井茶も高価です)。
そして、中国、上海で最もよく飲んでいたお茶が「菊花茶」です。やはり、杭州で生産されています。文字通りのお茶で小さな食用の菊の花を煎じていただきま す。漢方の一種で、中国では2000年前から飲まれているそうです。なんと申しますか、とにかくなんとも言えない菊の花の香りがたまりません(苦手な人も いるよなぁ)。
最後にもうひとつ「八宝茶」。こちらもその名の通り漢方がタップリと入ったお茶です。産地やメーカーにより入っている漢方は色々なので、好みの八宝茶は美 味しいと感じるでしょうし、そうでないものもあると思います。入っている漢方、例えば先に出た龍井茶、菊花茶などのお茶系。その他、ナツメ、龍眼、山査 子、クコの実、陳皮、干し葡萄、銀耳、杏、甘草などなど。割と甘めのものが多く入っているのですが、トドメに味付けとして氷砂糖が大体入っているので、間 違いなく甘いです。なので、いつも氷砂糖を抜いていただいてました。特に好きだったのは、薔薇の花入り。香りももちろんですが、色が綺麗、見た目が美しい です。女性にウケがよろしい八宝茶です。
これらのお茶、日本でも手に入りますが、くれぐれも偽物(特に高級茶)にはご注意を・・・

菊花茶は、ガラスのカップで出す店が多かったなぁ
01

2013年1月13日 (日)

ウーロン茶と烏龍茶

【三得利(サントリー)の宣伝は終わり・・・】
ペットボトルのウーロン茶ではない、本当に美味しい烏龍茶の話。
広東省が、烏龍茶の産地の祖と言われています。現在の生産量では福建省がトップで、台湾が第二位です。日本では福建省の「鉄観音」が有名ですね。香港では「水仙」が有名な烏龍茶で、烏龍茶といっても分かってもらえず「水仙」と言わないと出てこない場合があります。台湾では、阿里山など標高1000m以上の茶園で生産される「高山茶」が烏龍茶の銘柄として有名です。
産地、種類と他にも色々ありますが、こういった銘茶は中国では絶対に冷やして飲んだりはしません。鉄は熱いうちに・・・茶は熱いうちに飲め、です。
日本人にとって烏龍茶というと、前出のペットボトルやら缶製品をコンビニや自販機で、買って飲む(冷蔵または常温)のが一般的でしょう。お茶専門店(中国物産展)で買って、自分で入れて飲む方は少ないと思います。なので、一概に比較はできないのですが、福建省の「鉄観音」と香港の「水仙」は、茶葉、入れた茶水ともブラウンで、見た目は、サントリーウーロン茶、伊藤園ウーロン茶と一緒です。但し、入れたての熱いお茶の香り、味は全く違います。日本メーカーのモノの入れたてを飲んだことがない、逆に中国産の冷えたモノを飲んだことがないので比べるのはやはり難しいですが、多分、誰が飲んでも中国の熱い入れたての銘茶を美味しいと感じるはずです。もちろん茶葉代、原材料費は全く違います。でも「鉄観音」と「水仙」は、これは美味しい烏龍茶です。日本人の知るウーロン茶の範疇です。
後の一品、台湾烏龍「高山茶」。これは、小生の知る烏龍茶ではありませんでした。まず、茶葉も茶水も日本の緑茶に近いグリーンです。香りが全く違います。うまく表現できないのですが、一言で言うと香りも味も “甘い” のです。烏龍茶を超えた烏龍茶、というより日本茶、紅茶と、世界には様々な国、相当な種類のお茶がありますが、お茶って、こんなに美味いのか?と思いました。台湾烏龍「高山茶」は、筆者の飲んだお茶のNO.1になりました。

・・・今、輸入中国茶の基準値を超える残留農薬が問題になってますが、台湾産は多分大丈夫・・・
Photo_2

2013年1月10日 (木)

中国お茶事情

・・・お茶の話続き。
ジャスミン茶は、中国全土で作られ売っています。特にどこ産が美味しいというより、総じて高いもののほうがより良く香り美味しかった記憶があります。
次にプーアル茶。もともと中国雲南省が原産ですが、現在は東南アジア、ベトナムなどでも生産されています。以前、熟成物がかなりの高額で取引され、文化大革命の際、生産が中止されたことがありました。なので、現在、中国でもあまり飲まれていません(上海で飲んだ記憶が無いなぁ)。
日本人が最もよく飲む中国茶は、間違いなく烏龍茶でしょう。自販やコンビニ、スーパーで冷たいペットボトルを気軽に購入しますよね。これは日本に限った飲み方、流通のあり様です。先述したように、中国では、お茶を冷たくして飲むという習慣がありません。烏龍茶に限らず何茶であろうと、冷たい物を飲むという概念がなかったのです。なんとビールでさえ、冷やして飲まないのです。常温です(ワインかい!)。
しかし現在は、上海でも日本と同じように烏龍茶が、普通にペットボトルがコンビニなどに置いてあり、売れています(常温多めと冷蔵少々)。日本の真似・・・というより逆輸入したのですね、サントリーの烏龍茶を・・・
先ほどの常温ビールの話・・・上海で最も売れた日本ビールがサントリーです。進出した時期はわかりませんが、キリン、サッポロ、アサヒもありました。でも、日本と違い2000年頃(現在は不明)はサントリーが一番売れていました。上海ではなんと中国産、その他バドワイザーなど外国産ビールを抑え、全てのビールの中でシェアNO.1だったのです(北京ではそうではなかったですが)。
なぜサントリーが、NO.1か?これはネーミングです。サントリーの中国、漢字名が “三得利” なのです。三つの得と利・・・縁起良さそでしょ・・・ホントに、そんな理由で?・・・多分・・・上海の友人が言ってましたから・・・つづく

サントリーの宣伝かい!
Photo

2013年1月 9日 (水)

香りを愉しむ中国茶

・・・前回の続き。
ガッカリしたのは、一般の家庭やオフィスで出されるお茶をいただいた時のことですが、このジャスミン茶、香りも何もあったもんじゃない。日本のコンビニで売ってるモノのほうが全然マシです。なるほど、わざわざ茶葉を使わなくても、さ湯で充分です。
ところが、高級なお茶の専門店に行くと全く事情が違います。まず、試飲をさせてもらいますが、もちろん、ここでは日本と同様に急須を使って、茶碗に入れてくれます。日本の茶道のように・・・とまではいきませんが、しっかりとしたしきたり、方法で入れてくれます(茶碗を温めたり、最初の2〜3杯は捨てたり)。飲む方も茶碗から立ち上る湯気を手で鼻の方へ掻きながら、香りを楽しみながら飲みます。入れ方も、飲み方も教わり、高級茶を買わされ帰るのです。
こういう店で売っている茶器がまた宜しい。伝統的な茶器からモダンなデザイン。気に入ったのは、使用前と使用中で色が変わるもの。つまり高温の湯を入れると塗料が化学変化を起こし、色が変化するわけです。ついついこういったものに手を出し高額な買い物をしてしまうことになるので、やっぱり、安いスーパーで売っているお茶で我慢したほうが無難ですが・・・

中国の美しい茶器、陶器。中国では景徳鎮が有名
Photo

2013年1月 7日 (月)

中国の茶は美味いか?

中国飲み食いの話に戻ります。
中国の名産品、土産物といえばお茶・・・小生も帰国するときに迷ったら、お茶でした。というより、中国文化の代表ですが・・・お茶の話。
中国茶で、すぐ思いつくのはジャスミン茶、プーアル茶、烏龍茶あたりでしょうか。
種類の前に先ほどお茶は中国文化の代表と述べましたが、日本でもお茶は文化の代表といえるでしょう。そのあたりを比べたいと思います。
日本では普通に食後、おやつの共にお茶をいただきます(洋食や洋菓子の場合は、コーヒーや紅茶ですが・・・)。一般家庭でも、中流、上流家庭でも飲むものですね(安価、高価は別として)。
中国では、あまり一般家庭では、いただきません。これはまだ中国の一般が、日本の一般よりもまだ貧しい、生活水準の違いからだと思いまが、普通は、さ湯を飲みます。
また一般の食堂でも普通は、さ湯です。お茶は別途オーダー、ということになるからです。日本の場合だと、サービスで水かお茶ですが、中国では生水は絶対に飲みません。これは水道水が衛生的に飲めない水だから、ということもありますが、冷たいものは、体に悪いという常識、観念から、ということもあるようです。
少し豊かな家庭だと、家でもお茶を飲みます。日本のようにまず急須に茶葉を入れ、湯を注ぎ、茶碗に注ぎ変えて、という方法ではなく、カップに茶葉を入れ、ドボドボと直接湯を注ぎます。最初は、茶葉が浮き、飲もうとすると全部口に入るので、口でフーフーとカップの上面を吹き、茶葉をどかして飲みます。結構面倒です。湯がなくなると、またカップにさ湯を足して、何杯も飲みます。
この一般家庭で飲むのは、大抵がジャスミン(茉莉花と書きます)茶ですが、このように飲む茶なので、あまり美味しくありません。中国茶は香りを愉しむものなおですが、ハッキリ言って全く香りません。
というわけで、中国のお茶ってこんなもの?と、ガッカリしました・・・つづく

会社のオフィスには必ずありますが、ちょっと裕福な家庭にも、下のようなディスペンサーがあり、上部に何ガロンかの水のタンクを載せ、使用します。左(赤)が熱湯、右(青)が常温水。これで直接カップに湯を注ぎます。

Photo

2012年12月30日 (日)

中国人は薬(ヤクではない)好き?

なんだかこのブログ、自分のゲテモノ食い自慢のようになってきましたが・・・
前述の「蟻」は、薬でしょうか?健康食品でしょうかか?
ということで、中国の一般的な薬の話。
中国滞在中、風邪を引けば風邪薬を、お腹の具合が悪ければ胃腸薬を普通にに飲みました。一般的な薬局で買って飲みます。
で、この普通の薬局で売っている普通の薬が効きすぎるのです。
例えば、風邪で鼻水が止まらず、それに聞く風邪薬を飲むと、鼻水は止まりますが、止まりすぎて鼻づまりになる。
下痢をして、下痢止めを飲むと、すぐに下痢は止まりますが、あろうことか便秘になる。
日本では市販の薬局で売っている薬は、医者が処方箋を書いて薬剤師が調合する薬よりも効き目を抑えるのが普通です。しかし、中国では、そういう区別をしないのだそうです。知人の日本在住の中国人は、日本の薬は全く効かないので、帰国した際には大量の薬を買って、日本に戻ってくるそうですが、それにしてもアレは効きすぎだろ・・・
大体、中国人は薬(漢方薬含む)に限らず、注射、点滴などが大好きのようです。大したことがなくてもすぐに病院へ行きます。それこそちょっと風邪を引いては行き、少し腹痛を起こせば行くという感じです。
上海では日本のように小さな個人医(漢方医を除く)というのがないので大病院がほとんどです。小生が、病院へ行った時のことです(大したことありました、40度近く熱が出ました)。点滴を打つというので、診察室を出され、別の部屋へ移動になりました。その部屋というのが点滴部屋で、だだっ広い大広間。そこでは数百人(確か2・300人いたと思う)が、一緒に一斉に点滴を打っておりました・・・
日本の病院では、そういう光景って目にしたことがないのですが・・・

すみません・・・写真ありません。

火鍋 蒙古苑 のサービス一覧

火鍋 蒙古苑